知ってるとトクする情報

意外に多いサラリーマン大家

物件を扱うスーツの男性

不動産投資と聞くと、会社経営者や医者、弁護士といった比較的余裕がある人が行うといったイメージがあります。しかしながら、意外にも不動産投資で物件オーナーとなっている方にはサラリーマンの方が多く、毎月きっちり家賃収入を得て家計が潤っているという事例が多いのです。

現実にデータとして、マンション経営者の75%あまりが会社員や公務員などのサラリーマンだと言われています。

これらサラリーマンオーナーを年収別に分けますと25%が500万円台、29%が600万円台、21%が700万円台となってます。年収500万円台でも不動産投資を行うには十分のようです。年齢的には30代~40代が多いですが、中には20代で行っている方もいらっしゃいます。投資というと、ギャンブル的なイメージを持たれる方がまだまだ多いかと思われます。しかし、不動産投資をされている方は、むしろ、将来の生活をしっかり考えている堅実な人に多いのです。

サラリーマンに不動産投資が流行り始めたのは1995年頃からだといわれています。バブルがはじけ、超低金利時代に入り預金は期待できず、株価は低迷、年収も下がる一方で、老後の公的年金は当てにならないという状況が、敏感なサラリーマンを不動産投資に駆り立てたようです。

また、マイホームの住宅ローンと違い、不動産投資はローンの返済を家賃収入で賄うことができます。また、家賃収入は景気に振られて、大きく値下がりすることはあまりなく、比較的安定しています。

特にワンルームマンションは企業のオフィス需要と違い、不況だからと言って、無くなるものではないので空室リスクも比較的低いといえるでしょう。

不動産所得は額面上赤字になりやすいので節税につなげることもできますし、ローンの完済後は支出はなく、家賃収入だけががしっかりと入ってきます。万一リストラされたり、老後の年金が減っても、確固たる不労所得として確立できるので安心というわけです。

そして、マンション投資のローンは100%借り入れることもサラリーマンでは可能なので、初期費用は事務手数料だけで済むことも多く、サラリーマンでも比較的始めやすいです。20代でも始められるというのは、この初期費用を低く始められるということにあるようです。