不動産に関して言えば最近ネット上でよく目にするのが「海外不動産投資」です。
海外不動産投資とは文字通り海外の物件を安いうちに購入して、相場が高くなれば転売しようとするものです。キャピタルゲインで儲けようという話ですね。
管理人は何年も前から海外不動産に興味があって、タイやハワイの不動産を中心に直接出向き、業者とも話をしてきました。最近ではシンガポールに続いてマレーシアなどが人気が出てきています。
昔から日本周辺国家でいえばタイや香港が人気がります。これらの国に人気があるのは世界的にも移民が多く、気候や税制面で優遇されているため、世界中から外国人が移り住むからです。
一方でシンガポールは、世界中の本当の金持ちだけを集めようとしてる政策がとられており、その結果、いわゆるちょっとしたお金持ちぐらいでは物件を買えないくらい価格が高騰してしまいました。
その結果シンガポールに住むこと難しくなり、そこからフェリーで30分もすればすぐ着くジョホールバルに人の流れが新しくできたのです。
つまりマレーシアのこのあたりが不動産の建設ラッシュとなっていったのです。
また、マレーシア国内の金融機関の物件に対する融資付けも外国人に対してかなり甘く展開しはじめ、融通が利くものだという噂が日本国内に2012年頃から一気に広まった結果、融資をしてもらって安いうちに物件を買おうとする日本人が殺到しました。
ところが、肝心の融資付けは、思っているほど融通の利くものではなく、日本と同等の条件が求められたことにより、現金で最初に投資することができる投資家以外は、マレーシアの不動産を買うことはなくなりました。マレーシアで不動産投資を失敗したという人にあるケースは以上のような背景をしっかりと理解していなかったことによるものといえます。管理人の周りでのこういった失敗をした人は意外と多いです。