今も昔も海外不動産は魅力のある話として日本国内では多く喧伝されます。
しかしアジアにおける不動産の話の多くはプレビルド案件と言って、ほとんど雑木林や原野といって過言ではないような場所に投資をする話になります。
つまり国からの建設許可を取った時点を一回目の転売タイミングとして、つぎにビル建設の基礎ができたところで権利を転売したり、その権利を買った投資家は、次は建物がほんの少し建ちはじめたところでさらに権利を転売します。
海外不動産は実際に建つ前に、このようなマネーゲーム化がはじまり、リスクの高い商品になる可能性が高いです。不動産で失敗する人はこのようなリスクをそもそも理解していないか、うまく誰かに乗せられて、結果、失敗してしまったということかどっちかでしょう。
一方で今も昔もハワイの不動産の投資人気があるのはアメリカ合衆国の1州であるハワイが、やはり成熟した国であり、そこにある不動産も、日本のルールと同等なものが流通しているということで安心感はあります。
また、転売ばかりを狙う投資家ではなく、ハワイ自体日本人から根強い人気があるということで、End のユーザが直接購入するという意味でもハワイの不動産は人気がずっとあるわけです。ぼろもうけを期待せず安心して不動産取引をしたい場合は、ハワイはおすすめといえるでしょう。
最近はアジアでいえばマレーシアの不動産に次いで、フィリピンの不動産が脚光を浴びています。
大きな要因の一つに、日本から近いこと、何よりも、ロケーションの優位性が第一に認められます。
その上で、同じようにプレビルド案件が多く、投資家はハイリスクハイリターン商品を購入するか否か求められています。