ここでは、不動産投資の種類についてご説明しましょう。
家賃収入によるキャピタルゲインと売却を目的としたキャピタルゲインの二つが大まかな収益形態における分別となりますが、より具体的にするといくつかに分けることができます。
現物不動産投資・・・
現物不動産投資とは、実際にアパートやマンションなどの物件を購入し、入居者から賃料収入を得るものです。典型的なインカムゲインの手法になります。
小口化不動産投資・・・
小口化不動産投資とは、投資額を少額にし、複数の投資家が共有持分権を持って投資する手法になります。
一般の個人投資家では投資が困難とされる億単位となるような高額物件などへの投資を行う際に行われる手法です。
証券化不動産投資・・・
証券化不動産投資とは、金融商品化された不動産投資スキームへ投資を行うことをいいます。
J-REIT(不動産投資信託)・・・
J-REITとは、多くの投資家から集めた資金を各ファンドがオフィスビルや商業施設などの不動産に投資し、その賃料収入の収益を投資家に配当金のような形で分配していくものになります。
特に昨今では、個人投資家への小額不動産投資として、J-REITは人気を集めているようです。