不動産投資の失敗例を知ろう

具体的な失敗例をみてみよう①

物件に関する失敗

サブリースでの不動産投資失敗談・・・

ではここで、具体例をだしながら、失敗の事例の検証や失敗談を紹介しましょう。

まずここで、一般的に新築ワンルームマンションを同一分譲業者から、例えば複数、ここでは仮に、3部屋購入して、保証型のサブリースで子会社と賃貸契約を行うとしましょう。サブリースとは、分譲販売の会社が家賃まるまる借り上げて契約をしてくれるというものです。

最初、投資家は、家賃保証してくれるということで安心して3部屋も購入したのですが、2年後の契約更新の3回目に当初、保証してくれていた家賃の15%も下げての契約更新となりました。

当然分譲会社にクレームするわけですが、家賃を同額で永遠に保証するなどが書いていないと言われてしまい泣き寝入りといった失敗談となるのです。

結果的にローンの支払いや管理費などひくと、毎月およそ5万円の持ち出しが発生する事態に陥りました。これは、いわゆる新築プレミアムと言われる新築物件の賃料が、一般相場よりも5%程度高いこと理解しなければならなかったのです。

最初の入居者が出て行ってしまうと次の家賃は少し下がります。さらに、サブリースの場合は契約更新の度に数%保証料アップして契約をしてこようとしますので、さらに投資家の懐は圧迫されるのです。

なんとも痛い不動産投資においての失敗例といえます。

⇒ 具体的な不動産投資失敗例を見てみよう 修繕積立金に関する失敗例